第3回ファミリーフィッシングinアクアシアン

日時:2017年11月12日(日) 8時00分~16時00分
場所:遠賀郡芦屋町流水プール「アクアシアン」
主催:芦屋町商工会青年部
共催:(公財)日本釣振興会福岡県支部
後援:芦屋町、芦屋町教育委員会、芦屋町観光協会
協力・協賛:JA北九遠賀中間支部 青年部芦屋支会 、吉田釣具店、(株)シマノ、グローブライド(株)、(株)デュエル、(株)ヤマリア、(株)ルミカ、(株)ハヤブサ、(株)ワールドスポーツ、(株)タカミヤ、マルキュー(株)、釣研ファングループ、(株)釣研
参加者:合計3050人 ニジマス釣り参加された子供(3歳~15歳)1289人
 福岡県遠賀郡芦屋町のレジャープール「アクアシアン」で、ニジマス釣り大会が開催された。本大会は、芦屋町商工会青年部と(公財)日本釣振興会福岡県支部の共催事業で今回は第3回目となる。釣大会単体の参加者数は、西日本一の規模である。 「アクアシアン」は福岡県下常設では最長のウォータースライダーを持ち全長120メートルの流水プール、駐車場1000台収容可能がある大型施設。開園期間を終了した後にプールを有効活用し、町民に親しんでもらおうと企画したもの。 第二回大会は、昨年度、1000人の釣り体験者を集め、ニジマス3500匹を放流して行われた。 「第3回ファミリーフィッシングinアクアシアン」の開催にあたり、芦屋町、芦屋教育委員会に協力をもらい、遠賀4町、中間市の小学校と北九州市若松区、八幡西区の釣具店を対象に募集チラシを配布。地元の商店街や公共機関にもポスターを掲示したところインターネットによる募集受付開始後、締切期日前に募集枠が埋まったという人気ぶり。 第三回目となる今回の大会は、募集枠を子供のみ(3歳から15歳)、1300人、ニジマス4500匹を放流し、制限時間を25分の釣り、5分で次のグループへ交代で行われた。 1人3匹まで釣りができ、釣れなくても2匹持ち帰りができるルール。さらに30センチを超える大型ニジマスを百匹入れて「大物賞」も設定した。  今回は、子供のみ限定の募集にもかかわらず、昨年以上の反響がありインターネットでの受け付けは募集後、1450名の申込みがあり、定員満員となった。 当日は天気にも恵まれ3050名の参加者が訪れ、そのうち1289名の方が釣りを楽しんだ。  来賓として、波多野町長、高宮日本釣振興会会長、松本県会議員、今井県会議員、三桝芦屋町教育長、小田芦屋町議会議長、吉岡芦屋町観光協会会長、黒山芦屋町商工会会長、芦屋町公式キャラクターアッシー君等にお越しいただき、波多野町長、高宮日本釣振興会会長、松本県会議員、今井県会議員にご挨拶をいただいた。  午前8時30分、主催の山村芦屋町商工会青年部部長の挨拶後、釣りがスタート。50人ずつ2つのグループに分かれ、13回転することで1300人に指導するローテーション。1人の指導者は釣り場に固定し、3人を受け持って進行する。 参加者にエサの付け方、仕掛けの投入、アタリのとり方、つり上げ方、魚の外し方を教えるのが指導者の役割だ。 開始と同時に次々と竿が曲がり順調な滑り出し。しかしながら時間が経過すると釣れにくくなってきた。対応策として複数回に分けニジマスを放流、プール内の空気確保用のエアー、ポンプを増設する等を行ったことで、釣れ続けることができたようだ。 今回は子供のみの釣り体験。魚が釣れた時には来られたお父さん、お母さんも子供以上に大歓声を上げていた。今回は大物賞用に30cm以上のニジマスが100匹放流されていたが、全ての魚が全体的に大きく、子供達は大きな魚を釣り上げ大満足。魚の大きさを比べる兄弟もいて僕の方が大きい等とワイワイ、終始賑やかな釣大会となった。 (公財)日本釣振興会福岡県支部 吉田支部長は、「総勢43人におよぶ協力先の協力を受け、事前のスタッフ会議で万全の受け入れ体制をとったことでスムーズな進行ができた。今回は、エサを付けて釣り上げるまでの行程を自分たちの手で行ってもらうことで、釣りの楽しさを味わい、知ってもらったことがよかった」、子供達の楽しそうな笑顔が忘れられないと振り返る。 30分の釣りを終えると、釣ったニジマスをバーベキューコーナーで料理して楽しんだり、宝探し、シューティング、輪投げ、タイヤボウリング、射的、軽トラ市、ミニ縁日、グルメなど商工会スタッフ参加イベントも盛況であった。 芦屋町の関係者は、芦屋町は釣りを前面にした港湾開発のプロジェクトが推進していることもあり、芦屋の海、大好きプロジェクト!「釣りの基地 芦屋」を売り出す絶好の機会にしたいと話す。 芦屋町商工会青年部、(公財)日本釣振興会福岡県支部、協力いただいたスタッフメンバーは「第4回ファミリーフィッシングinアクアシアン」開催に向け、さらに良いものにするとやる気に満ちていた。

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